電車で取材に向かった私たちは、藤沢駅から江ノ電に乗り、まるで小旅行の様な気分を味あわせて頂きました。
石井様が建築地を鎌倉に選ばれたのは、お嬢様の学校が鎌倉にある事と、鎌倉と言う響き・独特のゆったりとした時間の流れ・自然が残る風土に魅力を感じ、弊社の社長に相談したところ現在の土地を紹介され、車好きのご主人様は真下の国道を走る車を眺められるので、こちらに決めたそうです。
駅から２～３分歩くと、外観は白で統一されたシンプルでスタイリッシュなご自宅に到着しました。これは真っ白な家を建てたいと言うご主人様のご希望で、あまり近隣にはない色でとても生えていました。
鎌倉市は景観を大切にする土地柄で建築物の規制が厳しいそうで、弊社の設計士は何度も鎌倉市役所に行き、お客様のイメージと景観を大事にしながら建てさせて頂きました。
玄関を入るとたっぷりと収納できるシューズクロークがあります。正面にはエコカラットが貼られて飾り壁があり、ゆくゆくはお花がご趣味の奥様の作品を飾られるそうです。この壁には秘密が隠されていて、将来エレベーターを付けるために柱が入り、二階の納戸と繋がっています。
リビングにはソファーに合わせて付けられた大きな窓枠の無い窓があり、綺麗な水平線がまるで絵画のようで南国のホテルに来たような感じです。
奥様お気に入りのオーダーキッチンは白と黒のシンプルな色使いで、食洗器の横にはまな板や布巾の乾燥機も付き、引出しも使う人の希望に合わせて段数を決められます。
また、海を見ながらお料理が出来る誰もが憧れる夢のようなキッチンです。
一階にはご主人様ご自慢のガレージもあり、リビングやミニカーがたくさん飾られたコレクションルームからも愛車を眺められる造りになっています。ガレージの壁はガルバリウム合板が貼られ、床にはアクセントにタイルを使う等とてもこだわられています。
二階に上がると広々とした踊り場にはワンちゃんのゲージが二つ並び、正面にあるキャットウォークには今後ソファーを置く予定で、ここから海を眺めていると、ゆったりと心地よく時間が経つのも忘れてしまうそうです。
キャットウォークの下は吹抜けになっていてリビングに繋がっています。奥様が「吹抜けのある家に住んでみて、人の気配が良くわかり声をかけるにも二階に上がる必要がないです」「真冬でも一階の床暖房と吹抜け部部の暖房を一時間付ければ、後は両方切っても家中暖かいです」とおっしゃっていました。
ＳＷ工法の良さをご実感していただいて、喜んで下さっている事をとても嬉しく思いました。
二間あるお嬢様のお部屋は、緑色や水色のカラフルな扉に金のドアノブが付けられたオシャレな輸入ドアが付いていて、まるで海外ドラマのワンシーンのようです。
海を眺めながら入浴できるお風呂場には、奥様が本を読んだりできる様にリラクゼーションボードが設置され、脱衣所からベランダへ行く廊下の宮殿の様な気品ある素敵な壁紙は、奥様が選ばれたそうです。
ご主人様から「建築中台風が来たり、大工さんは朝早くから通うのが本当に大変だったと思います」「打合せもたくさんわがままを言い、その都度変更して頂きました」など弊社を気遣って頂き「家はイメージ通りで十分です」と最高のお言葉まで頂きました。本当にありがとうございます。
今回は、５０回記念特別号ちして取材をお願いさせて頂き、快く引き受けて下さり深く感謝致しております。
これからも、お客様の家に対する思いを形にするお手伝いをさせて頂ける様努力してまいります。
末永くお付き合いの程、宜しくお願い致します。
