vol.57 浅沼様邸 『別荘地に佇んでいるような離れのあるお宅』

浅沼様邸

 

 

今回は、新築時に四季報のお施主様訪問をさせて頂き、昨年10年を迎え点検を機にリフォームをさせて頂いた浅沼様邸を訪問させて頂きました。
浅沼様邸は弊社からほど近い町田市木曽町にお住まいです。 町田街道に面した白の外壁、緑の大きな屋根の母屋と同じ敷地に緑色の離れが あるお宅です。お庭には、手入れが行き届いている木々と家庭菜園が楽しめる 小さな畑があり、まるで別荘地にあるかのような雰囲気を感じます。

畑を利用しご夫婦で食べる野菜は自給自足をしたり、木や花の手入れを通して 季節の移り変わりを感じ自然を大切にしながら暮らしているそうです。

存在感たっぷりの階段は10年前と変わらず綺麗なままでした。

玄関を入り階段のあるリビングは、10年経ったとは思えないぐらいきれいで クロスの汚れや剥がれ、床の傷等も全くなく、家を大切にお使い頂いている事 が良く分かりました。「10年の間リフォームした所は?」とお伺いすると二世帯で暮らされていた お父様がお使いのお風呂を納戸に改装した事と、裏手の道路からリビングが見えない様にとフェンスを設置したとのことでした。

 

淡い緑色のリンクストーン。足元が明るくなり満足です。

今回10年点検を実施した時に母屋と離れの外壁塗装と瓦の棟板金の補修、門から玄関までの長いアプローチには、リンクストーンを貼り、室内は全ての和室の畳の表替えをさせて頂きました。新築時は玄関の所だけしか貼れなかったリンクストーンを門から続く階段のアプローチに貼り、以前のコンクリートより足元が明るく歩きやすくなったとおっしゃって下さいました。また、母屋の外壁は、白からクリーム色へと塗り替え、雨樋、エアコンカバーも全て外壁のクリーム色と統一して一体感をだしました。

上:築20年の離れ(施工前) 下:2回目の塗替(施工後)

離れのお宅は、築20年で二回目の塗り替えでしたが、色は、木の緑色に合わせてほしいとの要望でメーカーに調色してもらいました。カタログの小さいサンプルだとイメージが湧かないためA4サイズの色見本で外壁に使いたい色を何種類か選んでもらい、天気のいい日に外壁に合わせて選んで頂きました。実際に出来上がり、感想を聞くとイメージしていた通りの色になったと、とても喜んで下さいました。 今回は、同じ敷地に同時に二件ものお宅の塗替えをさせて頂きましたので、母屋と離れの外壁の色の調和も考えて施工させて頂きました。

 

今回リフォームをさせて頂いた工事内容は外構工事が多かったため、浅沼様はコンクリートにリンクストーンを貼るため階段まで伸びていた草木を手入れしたり仮設足場を組むために家の周りを片付けて下さいました。
畳の表替えをした14畳ある和室

 

「片付けをしているうちに家をきれいにしようと思う気持ちになり心までリフォーム出来たように思います。」とおっしゃって下さり、10年点検が、改めて家と向き合うきっかけになったそうです。  ご夫婦とも家が大好きで生活の基盤になっている家と一緒に、 「家も人も歳を重ね、住みやすさと暮らし方の変化をリフォームで補っていければ。」とお話して下さいました。

 

 

 

ご主人の趣味の絵画等がきれいに飾られています。

「自然体で無理する事なく暮らし、家に帰るとほっとできる。」と話して下さる浅沼様の家に対する思いを持ち続けて頂ける様、そしてこれからも長いお付き合いをさせて頂ける様努力していきたいと思います。

自然を大切に思い、シンプルに暮らしている、素敵な浅沼様ご夫妻です。

浅沼様、二度目の四季報の取材を心良く引き受けて下さり、ご協力ありがとうございました。

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